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薄商いに方向感なく
22日の東京市場は小幅に続伸しました。日経平均は44円高です。前日の米株市場でダウなど主要株指数が揃って大幅に上昇した流れを引き継ぎ買いが先行しましたが、前日に急伸していた反動で朝高のあとは戻りや利益確定売りに伸び悩み、前日終値を挟んでもみ合う方向感のない展開でした。東証1部の売買代金は概算で1兆9894億円と約5カ月ぶりに2兆円を割り込み、値上がり銘柄数は1147と5割強にとどまっています。
膠着のなか個別銘柄の短期売買
もっとも、下値を売る動きはなく大引けにかけ持ち直しており、底堅さ派意識されています。オミクロン株の感染拡大や海外勢のクリスマス休暇入りなどで、上値の重い展開は予想されていました。あすも降下してきた25日線に上値を抑えられ下値の堅さが試さることになりそうですが、閑散に売なしの状況で全般膠着商状のなか、個別銘柄の短期売買が活発化すると考えています。
推奨銘柄はしっかり
推奨銘柄については前日に買いを入れたフルヤ金<7826>やプラズマ<6668>、レーザーテック<6920>が戻り売りや目先の利食い売りをこなしてしっかり。前場はプラズマに追撃買い、後場は前日IPOの湖北工<6524>に打診買いを入れました。引き続き切り返しから高値抜けが期待できる強い銘柄に加え、初値が安く抑えられた直近IPOの修正高も狙っていく考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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