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米株下落受け一気にリスクオフ
6日午前の東京市場は急反落、日経平均は610円安です。前日の米株市場で主要3指数が下落、特に長期債利回り上昇を嫌気したハイテク株の下げがきつく、一気にリスクオフに傾きました。朝安のあと一旦下げ渋る場面はありましたが、その後は先物主導で下げ幅を広げ、前場はほぼ安値で引けています。自動車や海運など大型バリューの一角が買われたものの、半導体や電子部品などハイテクセクターを中心に売りが広がり、前引け段階の東証1部騰落銘柄数は値下がり1885と86%を占めました。
マザーズ指数4%を超える急落
グロース株売りの流れが加速するなか、マザーズ指数は4%を超える急落となっており、前場は売り買いとも見送りました。直近IPOを中心にグロース株のリバウンドを狙う方針で、推奨銘柄では湖北工<6524>やGEI<9212>など下げ渋りから一時上昇に転じる銘柄も散見されますが、週末には米雇用統計の発表控えているだけに今しばらく様子を見守りたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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