目次
米株下落受け一気にリスクオフ
6日の東京市場は急反落しました。日経平均は844円安と年始からの上昇分を帳消しにしています。前日の米株市場で主要3指数が下落、特にFOMC議事録鵜の内容を受けた長期債利回り上昇を嫌気したハイテク株の下げがきつく、一気にリスクオフに傾きました。手がかり材料難のなか先物主導で下げ幅を広げ、きょうの安値で取引を終えています。
マザーズ5%に迫る急落
自動車や海運など大型バリューの一角が買われたものの、半導体や電子部品などハイテクセクターを中心に売りが広がり、東証1部騰落銘柄数は値下がり2012と9割以上を占める全面安商状になりました。グロース株売りの流れが加速したことで、マザーズ指数は5%に迫る急落となっており、中小型株に新安値銘柄が続出しています。
グロース株のリバウンド狙う
ただ、短期的な突っ込み警戒感から下げ渋りから上昇に転じる銘柄が散見され、前場は売り買いとも見送りましたが、大引け間際に逆行高の湖北工<6524>とGEI<9212>に追撃買い、ハイブリテク<4260>を買い直し、リファインバス<7375>に打診買いを入れました。週末に米雇用統計の発表を控えているだけに慎重な対応が必要ですが、引き続き直近IPOを中心にグロース株のリバウンドを狙う方針です。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄
コメント