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米株調整色強め下値模索
前週の東京市場は軟調でした。日経平均は週間で602円安と3週連続で陰線を引いています。FRBによる早期金融引き締めへの警戒感から米国株が終盤に崩れる不安定な動きが続き、週後半にかけて調整色を強めたことから、下値を探る動きになりました。グロース株売りの流れが止まず、半導体関連などハイテク株が崩れ、マザーズ指数とジャスダック平均は昨年来安値を更新しています。
FOMC通過であく抜けへ
ただ、週末は急ピッチの下げへの警戒感から朝方に640円超に下げたあとは下げ渋り、大引けでは250円安まで引き戻しており、個別にも下げ渋りから反発に転じる銘柄が増えました。週明けのFOMCではタカ派姿勢が予想されていますが、日米株は先行して調整しており、イベント通過によるあく抜けになる可能性が高いでしょう。リバウンドのタイミング待ちで、好業績低PER銘柄を狙っていきたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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