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1年1カ月ぶり2万6500円割れ
27日午前の東京市場は大幅続落、日経平均は690円安で20年12月以来、1年1カ月ぶりに2万6500円を割り込んでいます。値ごろ感から買戻しが先行しましたが、前日の米国株市場はFOMCの結果とパウエルFRB議長会見を受けて引けにかけ値を崩し、時間外の米株価指数先物が下げに転じたことから、一気にリスク回避に傾きました。朝方は下げ渋る場面がありましたが、中盤からは先物売りを交えて一本調子に下値を切り下げ、一時下げ幅を700円超に広げています。前引け段階の東証1部値下がり銘柄数は1975と9割以上を占める全面安商状になりました。
リバウンド狙いへ準備
FOMC通過によるあく抜けを期待して買いを入れていた向きの投げも下げを助長しているようで、まずは落ち着きを待つしかありません。ただ、ここまで短期に急落しているだけに、下げ止まれば急速な戻りが予想され、リバウンド狙いの準備をしながら様子を見守りたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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