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25日線上回り当面の底入れ感
前週の東京市場は5週間ぶりに反発しました。日経平均は5連騰、週間で1664円上昇しています。騰勢を強めていた原油価格にブレーキがかかり、インフレ高進への過度の警戒感が後退、FOMCで0.25%の利上げが実施されたことでアク抜けしたかたちになりました。週末は3連休を控え急速な戻りに対する反動安も予想されましたが、下値は堅く安寄りのあとは上昇に転じており、売込まれてきた新興グロース株の上昇が目立ち、マザーズ指数が大幅に続伸しています。日経平均をはじめ各指数は明確に25日線を上回り、当面の底入れ感が強まりました。
権利取りの買い下値支え底堅く推移
ウクライナ情勢に変化はなく、楽観一辺倒にはなれませんが、極端な悪化懸念は後退しています。一本調子の上昇が続いたことで、週明けは戻り売りに押される場面もありそうですが、3月末権利取りの買いが下値を支え底堅く推移するでしょう。高配当銘柄の押し目とリバウンド余地の大きい新興グロース株を狙う方針です。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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