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押し目入らない状況
前週の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は連休明け22日に400円近い上昇となり2万7000円台を回復、翌23日は800円を超える上げ幅で一気に2万8000円台に乗せています。週末にかけても利益確定売りや戻り売りをこなして強い動きが続き、週間で1322円の上昇になりました。米株の持ち直しや円安進行が追い風で、3月末権利取りと配当再投資期待から下値の買い意欲が強く、押し目が入らない状況です。前の週からは9連騰、2週連続で陽線を引いており、9日間で3000円幅の上昇になりました。
堅調予想も米雇用統計控える
週明けも前半は権利取りの買いに堅調に推移しそうで、後半は新年度相場に向け海外からの資金流入が期待されます。ただ、週末に米雇用統計発表を控えていますので、海運や資源関連など高値圏にある高配当銘柄は、権利落ち後の値動きを確認しながら、利益確定を優先したい考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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