好決算銘柄の一方でグロースの出直り狙う【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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大幅続落も下げ渋る

10日の東京市場は続落しました。日経平均は152円安です。インフレへの警戒感から前日の米国株市場でダウなど主要指数が揃って年初来安値を更新する波乱の展開となったことで、リスク回避の流れが強まり、540円超に下げ幅を広げる場面がありました。ただ、時間外の米株価指数先物やアジア株高が支えになり、売り一巡後は買い戻しの流れとなっています。

短期的に底入れの兆候

後場に入ると一時72円安まで下げ幅を縮めており、値上がり銘柄数も大引けでは全体の4割近くに増えました。米長期金利睨みの不安定な状況が続いており、当面は米インフレ高進にピークアウトの兆候が出てくるかがポイントですが、短期的に底入れの兆候がうかがえます。日経平均やグロースCoreは長い下ヒゲ陽線を引き、マザース指数は上げに転じて引けました。

海運の空売り利益確定にとどめる

週末にかけ3月期決算発表のピークを迎えますが、主要企業の業績はおおむね堅調で、売り込まれてきたグロース株には突っ込み警戒感が意識されています。きょうは買いを見送り、郵船<9101>、商船三井<9104>の海運株の空売りを利益確定するにとどめましたが、あすからは相場の流れを確認しながら、好決算銘柄にチャンスを探る一方で、出直ってくるグロース株を狙っていく考えです。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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