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上値は買い手控えも底堅さ
11日の東京市場は3日ぶりに反発しました。日経平均は46円高です。前日の米株市場でナスダックは反発したものの、ダウは連日で年初来安値を更新したことから、売りが先行しましたが、2万6000円台を割り込むことなく切り返しました。今晩の米4月CPI発表を前に上値の買いは手控えられたものの底堅い印象です。
インフレ一旦ピークアウトとの見方
個別には弱含む銘柄が多く、プライム市場の騰落銘柄数は値上がり629に対して値下がり1158と値下がりが上回りましたが、好決算銘柄と米ハイテク株高を受けて半導体関連が買われました。米CPI次第では波乱もあり得るでしょうが、インフレは一旦ピークアウトするとの見方が広がっており、売込まれてきたグロース株が見直される可能性があります。
CPIの結果を受けた米株の動き確認
決算はおおむね堅調ながら、株価の反応はまちまちです。ただ、米金利動向次第で状況は変わると考えられ、あすは米CPIの結果を受けた米国株市場補動きを確認したうえで、好決算銘柄とグロース株のリバウンドで値幅狙いのチャンスを探りたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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