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米金利ピークアウト感から一旦アク抜け
前週の東京市場は2週ぶりに反落しましたが、当面の底入れ感が出てきました。米インフレと利上げ加速への懸念から週初から売り込まれ、日経平均は12日には終値でも2万6000円を割り込んでおり、週間で575円下落しています。ただ、週末は600円を超える上昇となり、週足は長い下ヒゲを引きました。一時3.2%近くまで上昇していた米10年債利回りが2.8%台まで低下するなど、米金利にピークアウト感が意識されたことで一旦アク抜けするかたちです。
2万6000円割れが下値抵抗ゾーン
インフレ指標が高止まりしていることから米国株は不安定で、値の荒い展開が続きそうですが、2万6000円割れ水準が下値抵抗ゾーンになったのではないでしょうか。週明けも米4月小売売上高や中古住宅販売などの重要指標や半導体大手アプライド・マテリアルズの決算発表もありますが、米国株の反応を確認しながら、個別にリバウンドを狙っていく考えです。
反発歩調の推奨銘柄に一通りナンピン
きょうはメルカリ<4385>や日本電解<5759>、オキサイド<6521>など下げ止まりから反発歩調の推奨銘柄に一通りナンピンを入れました。週明けからはグロース株のリバウンド取りのチャンスを探りながら、決算発表の内容を吟味して好業績株のなかでも好取組銘柄を狙っていきたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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