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米株急落受け大幅反落
19日前の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は508円安です。小売り大手の決算が予想を下回り景気減速懸念から前日の米国株市場でダウが今年最大の下げで年初来安値を更新するなど主要指数が急落したことを受け、一気にリスク回避に傾きました。ただ、朝方に760円超に下落したあとは下げ渋り、戻りは限られたものの、後場に入ると日銀ETF買い観測に下げ幅を縮めています。
パニック的な動きにはならず
日経平均は大幅安で前日に回復した25日線や5日線を割り込みましたが、パニック的な動きにはなりませんでした。好業績銘柄が買われプライム市場の3割弱の銘柄が上昇しており、安値圏にある中小型グロース株には下値を売り込む動きはなく、朝安のあと上げに転じる銘柄も見受けられます。当面は米インフレ動向や米企業決算に振らされ、方向感を欠く展開が続きそうですが、2万6000円に接近したところでは下値の堅さが確認されました。
オキサイドとEnjinの逆行高銘柄に買い
きょうは資本業務提携の材料が出たオキサイド<6521>とEnjin<7370>の逆行高銘柄に買いを入れましたが、引き続き好業績銘柄と物色の流れを確認しながら中小型グロース株の出直りを狙っていく考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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