グロース出直り基調も動き鈍い【正直じいさんの株で大判小判】

戻り売りに反落

２４日午前の東京市場反落、日経平均は１３８円安です。前日の米国株市場でダウが６００ドルを超える上昇となったものの、時間外の米株価指数先物が安く、小高く寄り付いた後は下げに転じました。やはり、２万７０００円台では戻り売り圧力が強く、前日上昇していた中小型株に安い銘柄が目立っています。グロースＣｏｒｅは３．３％を上回るきつい下げ、マザーズ指数も２．１％を超える下げになっており、プライム市場の値下がり銘柄数も１５１９と８割強を占めました。

ハイブテクへの追撃買いにとどめる

米１０年債利回りは２．８％を割り込み、過度のインフレへの警戒感は後退しており、売込まれてきた中小型グロース株に出直る銘柄が増えていますが、動きの鈍さは否めません。推奨銘柄もリバウンド基調にはあるものの、ほとんどが戻り売りに小甘く推移しており、前場はハイブテク<4260>への追撃買いにとどめました。

花咲 翁

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

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