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後場一段安で大幅反落
24日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は253円安です。前日の米国株市場でダウが600ドルを超える上昇となったものの、時間外の米株価指数先物が安く、小高く寄り付いた後は下げに転じました。売り一巡後は一旦下げ渋りましたが買いは続かず、米株先が下げ幅を広げたことで、後場一段安となっています。あすのFOMC議事要旨の内容を見極めたいとの思惑も買いを手控えさせました。
個別にも上値い
出直り基調は崩れてはいませんが、2万7000円台では戻り売り圧力が強いようです。前日上昇していた中小型株に安い銘柄が目立ち、グロースCoreは4.5%に迫るきつい下げ、マザーズ指数の下落率もも3.1%を超えており、プライム市場の値下がり銘柄数は1569と85%を占めました。下値を売り込む動きはありませんでしたが、全面安に近い状況で個別にも上値の重さが否めません。
ハイブテクとEnjinへの買いにとどめる
米10年債利回りは2.8%を割り込み、過度のインフレへの警戒感は後退しており、売込まれてきた中小型グロース株が出直る銘柄が徐々に増えていますが、きょうはほとんどが戻り売りに押されました。推奨銘柄もリバウンド基調にはあるものの動きは鈍く、きょうはハイブテク<4260>とEnjin<7370>への追撃買いにとどめています。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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