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小幅ながら5日続伸
9日の東京市場は小幅ながら5日続伸しました。日経平均は12円高です。米国株が安く当面の利益確定売りが先行しましたが、下値の買い意欲は強く、小安く寄り付いた後は上げに転じ、後場には150円超に上げ幅を広げる場面がありました。時間外の米株価指数先物や上海株が下げに転じ、円安が一服したことで大引けにかけ値を消しましたが、プラス圏は維持しています。
米長期金利上昇も中小型グロース買われる
ECB理事会や米5月CPI、メジャーSQ算出を控え、スピード調整がってもおかしくなかったでしょう。リスタートや防衛関連など先行して買われた銘柄は利益確定売りに押されましたが、下値は限られ全般底堅さが意識されました。米長期金利が上昇しているにもかかわらず、出遅れているグロース系の中小型株が買われ、グロースCoreの上昇率は4.8%超、マザーズ指数も2.9%を上回っています。
インソースが一段高
日経平均は明確に上値のフシを突破しており、状況次第で短期的に上昇が加速する可能性を残しています。前場に追撃買いを入れたインソース<6200>が一段高となり、後場は利益確定売りをこなして上げに転じてきたアジアクエ<4261>、理想科<6413>に追撃買いを入れました。引き続き売り圧力が小さく短期的に値幅が出やすい銘柄を選別して狙っていきたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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