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4週続伸も週末大幅安で小幅高
前週の東京市場は4週続伸しました。9日木曜日まで続騰し上値のフシ目を次々に突破、ただ、週末は前日までの上昇分をほぼ帳消しにする大幅な下げで2万8000円を割り込み、上昇幅は62円にとどまっています。円安進行を支えに堅調な展開が続き、リスタート関連や防衛関連が人気を集めていましたが、ECBが7月利上げを決めたことで、金融引き締めへの警戒感から欧米株が崩れ、リスク回避の流れを引き継ぎました。
強い銘柄チェックして出直りに備える
週央まではフシ抜けから上昇加速が期待されていましたが、週末の下げで状況は一変しており、SQ値2万8122円が当面の上値抵抗線になっています。5月CPIが40年超ぶりの高い伸びになったことでインフレ高進への懸念が再燃、週末のNY市場は大幅に続落しました。週明けは下値抵抗力を試されることになり、全般下げ止まりを待ちながら、個々に強い銘柄をチェックして出直り局面に備えたい考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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