米国市場の動きにはまだ警戒必要【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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リスク回避の売り優勢も下げ渋る

14日の東京市場は大幅に3日続落しました。日経平均は357円安です。利上げ加速への警戒感から前日の米株市場で主要3指数が大幅に続落し年初来安値を更新したことで、リスク回避の売りが優勢でした。ただ、630円近くに下落したあとは短期的な突っ込み警戒感から買戻しや押し目買いに下げ渋り、時間外の米株価指数先物が上げ幅を広げたことで、きょうの高値圏で引けています。

自律反発の兆し見せる

プライム市場の7割以上の銘柄が下落する軟調な地合いではありましたが、下げ渋りから上昇に転じる銘柄も散見され、材料が出た中小型株が大幅高に買われるなど底値圏から急速に立ち上げるケースが目立ちました。グロースCoreとマザーズ指数は小幅ながら上昇して引けており、自律反発の兆しを見せています。

きょうは売り買いとも手控え

ただ、FOMCで0.75%の利上げ観測報道が流れ、米10年債利回りがさらに上昇しており、今晩は米5月卸売物価指数(PPI)が発表されるため、米国市場の動きにはまだ警戒が必要です。全般下げ止まりを待ちながら、個々に強い銘柄をチェックして出直り局面に備えていますが、きょうは売り買いとも手控え様子を見ました。

花咲 翁

 

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