グロース見直し加速も【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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前の週の下げ取戻し物色に変化

前週の東京市場は反発しました。日経平均は週間で581円高と前の週の下げ分556円を取り戻しています。週初から2万6000円を上回ってくると底堅く戻りを試す展開になりました。週末は安倍元首相銃撃事件が起きたことで上げ幅を縮めましたが、ETF分配金捻出売りを吸収して小幅ながらもプラスを維持して引けています。また、米長期金利低下を受け、米ハイテク株が買われた流れを引き継ぎ、半導体関連や中小型グロース株が見直されており、指数以上に物色に大きな変化がありました。

13日発表のCPI方向を決める

週明けも米長期金利動向を受けた米株市場の反応次第で、米経済指標がインフレピークアウトを意識させる内容ならハイテク・グロース見直しの流れが加速、インフレ高進なら改めて売り込まれる可能性があります。週末は米雇用統計が予想を上回る一方、卸売在庫改定値は予想外に下方修正されており、13日発表の消費者物価指数(CPI)が相場の方向を決めると見られています。

ネクステージが上値追い

推奨銘柄はネクステージ<3186>が上値を追い、三菱重<7011>は出直りの動きを強めるなどおおむね堅調でした。引き続き米金融市場の動向と物色の流れを確認しながら、慎重に対処したい考えです。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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