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利益確定売りに8日ぶり反落
週明け25日の東京市場は8日ぶりに反落しました。日経平均は215円安です。低調な経済指標を受け前週末の米国株が安く、前週末までの連騰の反動で利益確定売りが優勢でした。為替が円高に振れていることが重しになり、前引けにかけ下げ幅を広げましたが、下値を売り込む動きはなく、後場は2万7700円近辺で膠着しています。FOMCの結果待ちで様子見ムードが強く、プライム市場の売買代金は概算で2兆613億円にとどまりました。
マイクロ波への買いにとどめる
日経平均は200日線上を維持しており、前週末までの連騰に対するスピード調整の範囲内です。推奨銘柄も上げ一服ながら下値は限られました。ただ、FOMC通過後の株価の反応と物色の流れを確認するまでは慎重に対処する方針で、きょうは直近IPOのマイクロ波<9227>への買いのみにとどめています。あすからは本格化してくる主要企業の決算発表と株価の反応を確認しながら、好業績銘柄の買い場を探る一方、利益確定に傾いたグロース株の出直りを狙う考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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