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朝安のあと小幅ながら上げに転じる
27日の東京市場は3日ぶりに反発しました。日経平均は60円高です。景気減速懸念から米国株が安く売りが先行しましたが、朝安のあとは押し目買いに下げ幅を縮め上昇に転じました。FOMCの結果待ちで上値の買いは手控えられましたが底堅い動きです。時間外のナスダック100先物高や為替が円安に振れていることで、半導体関連など値がさハイテク株が買われ指数を支えました。
グロース系の好決算発表相次ぐ
FOMCについては7月会合での0.75%利上げは織り込まれており、いったんアク抜けとの見方が大勢で、ネガティブな反応がなければグロース株には追い風になり、値幅取りのチャンスが広がるでしょう。おりしもや信越化学やスクリーン、エムスリーなど半導体周辺を中心にグロース系の好決算発表が相次いでいます。
芝浦メカと三井ハイに買い
推奨銘柄もおおむね底堅く、きょうは三菱重<7011>の損益を確定する一方、半導体周辺の芝浦メカ<6590>に追撃買いを入れ、三井ハイ<6966>を買い直しました。あすはFOMCの結果と市場の反応を確認したうえで、好業績のグロース株の買場を探りたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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