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好決算銘柄買われ続伸
週明け8日の東京市場は4日続伸しました。日経平均は73円高です。前週末の米株市場はマチマチながらハイテク株が安く、売りが先行しましたが、好決算銘柄が買われ下値を支えました。7月の米雇用統計は予想を大幅に上回る改善となり米長期金利が上昇、日米金利差拡大により135円台まで急速に円安が進んだことが追風になっています。
決算明暗分け騰落銘柄数は拮抗
個別は決算が明暗を分けており、プライム市場の騰落銘柄数は値上り894に対して値下がり867と拮抗しました。米はハイテク株安にもかかわらず、レーザーテックが大商いで上値を追ったことがムードを明るくしましたが、中小型グロース株には安い銘柄が目立ち、グロースコアとマザーズ指数は続落しています。
芝浦メカとオキサイドに追撃買い
推奨銘柄も半導体周辺が堅調で、きょうは芝浦メカ<6590>とオキサイド<6521>の好業績2銘柄に追撃買いを入れました。ただ、米雇用統計が市場予想を上回ったことから、10日の米消費者物価指数(CPI)の内容が判明するまではより慎重に対応する必要があり、米金利、株式市場の動きを確認したうえで、チェックした好決算銘柄の買場を探りたい考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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