目次
利益確定売りに5日ぶり反落
9日の東京市場は5日ぶりに反落しました。日経平均は249円安です。あすの米7月消費者物価指数(CPI)発表を前に買い手控えムードが強まるなか、当面の利益確定売りが優勢になりました。小安く寄り付いたあと決算が悪化した東エレクやソフトバンクGの急落が指数を押し下げ、わずかながらも2万8000円割り込んで取引を終えています。
ダイキンへの打診買いにとどめる
個別には決算が不振だった銘柄の下げが目立ち、好決算銘柄も上げ幅を縮めており、プライム市場の値下がり銘柄数は198と65%を占めました。推奨銘柄も冴えず、きょうは猛暑によるエアコン需要拡大で2Q以降上振れが期待されるダイキン<6367>への打診買いにとどめています。
前日まで上昇に対するスピード調整
日経平均は大幅反落ながら、前述の値がさ2銘柄に下げによるところが大きく、前日まで上昇に対するスピード調整の範囲内です。あすは翌日が休場で引け後には米CPI発表を控えることから更に様子見ムードが強まりそうで、好決算銘柄をチェックして次のチャンスに備えたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄
コメント