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リスク回避の売りに続落
10日の東京市場は続落しました。日経平均は180円安です。前日の米株市場で主要指数がそろって安く、今晩の米7月消費者物価指数(CPI)発表を前にリスク回避の売りが優勢でした。朝方に270円超に下げ幅を広げた後は下げ渋りましたが、あすが休場になることから積極的な買いは手控えられ、後場は様子見に2万7800円近辺で膠着しています。
タムロンへの打診買いにとどめる
米半導体大手の下方修正を受け、ハイテクセクターの下落が目立ち、中小型グロース株の下げももきつく、グロースコアの下落率は3.4%、マザーズ指数も3%に迫りました。推奨銘柄も冴えず、きょうは上振れ期待から新値を取ってきたタムロン<7740>への打診買いにとどめています。
CPI過剰反応なら修正へ
休日明けは米7月CPIの結果を受けた米長期金利と米株市場の動向を確認しての対応になります。CPIが強く急ピッチの利上げ継続が意識された場合、振れ幅が大きくなるかも知れませんが、9月のFOMCまで期間があるため、過剰反応は修正されるでしょう。引き続き決算内容をチェックして、冷静に好業績銘柄の買い場を探りたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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