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大幅反発し一気に2万9200円台
17日の東京市場は大幅に反発しました。日経平均は353円高と一気に2万9200円台まで上昇しています。米小売り大手ウォルマートの決算が予想を上回り、個人消費の底堅さを確認したことで、リスクオンの流れとなりました。高寄りの後も先物への買戻しを交えて上げ幅を広げ、後場一段高できょうの高値で引けています。
ショートカバーが下値を支える
134円台まで進んだ円安もフォローで幅広い銘柄に買いが広がり、プライム市場の値上がり銘柄数は1445と8割近区を占めました。主力株に追随するかたちで中小型株が個別も物色され、グロースコアやマザーズ指数も続伸ています。日経平均の25日線からのかい離率は5%を上回り、過熱感が意識され始めましたが、ブル・インバースの口数が過去最高に積み上がっており、ショートカバーが下値を支えそうです。
ダイキン、オキサイドが一段高
推奨銘柄ではダイキン<6367>、オキサイド<6521>が一段高、メルカリ<4385>や坪田ラボ<4890>は切り返しの動きを強めており、ほか候補銘柄もおおむね堅調でした。きょうは理想科学<6413>、芝浦メカ<6590>、アドバンテ<6857>の利益を確定する一方、マイクロ波<9227>とAViC<9554>に追撃買いを入れています。引き続き中小型グロース株で値幅を狙う方針ですが、あすは7月FOMCの議事要旨を受けた米長期金利と為替の動きを確認したうえで慎重に対処する考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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