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3週続伸し週央に2万9200円台
前週の東京市場は3週続伸しました。日経平均は前週末比383円高です。インフレピークアウトに伴う米利上げペース減速観測が広がるなか、米国株の連騰に後押しされ、週央には2万9200円台と7カ月半ぶりの高値水準に上昇する場面がありました。週末にかけては急ピッチの上昇による過熱感から利益確定売りに押され、2万9000円を割り込みましたが、下値では買いが入り底堅さが意識されています。
スピード調整局面も下値は堅い
全般上昇基調に変化はないものの、足元はスピード調整局面にあり、25~27日にはジャクソンホール会合が開催され、週末26日には7月PCEデフレータが発表されることから、上値の買いは手控えられるでしょう。一方、海外投資家の買い越しが続いていることやショートポジションが積み上がっていることから下値も堅く、膠着感の強い展開になりそうです。
推奨銘柄の過半をいったん利益確定
前週末にメルカリ<4385>やダイキン<6367>、オキサイド<6521>、マイクロ波<9227>など推奨銘柄の過半をいったん利益確定しました。ただ、全般底堅く推移するようなら、中小型株の個別物色が盛り上がると見ており、むしろ短期値幅狙いにはチャンスが広がる可能性が高いでしょう。週明けは割り切り対処で値動きのいい小型株を狙う考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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