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反落も2万8000円台維持
31日の東京市場は反落しました。日経平均は104円安です。金融引き締め長期化懸念から前日の米株市場で主要指数が揃って下落した流れを引き継ぎ、売りが先行しました。ただ、朝方に290円近くに下落したあとは押し目買いに下げ渋り、2万8000円台を維持して引けています。時間外の米株価指数先物高がフォローになりました。
反落は予想の範囲で底堅さも
日経平均は前日に25日線レベルまで反発したことで戻り売りが出やすく、週末に米雇用統計の発表を控えていることからもきょうの反落は予想の範囲内です。週内は上値の重い状況が続きそうですが、米国株に比べて東京市場は底堅く、下値では買いが入ってくることが確認できました。引き続き中小型材料株を個別に狙っていきたいと思います。
日本製鋼は不正報道も下げ幅縮める
推奨銘柄について、前場は動きが出ている原発関連から高田工業<1966>と日本製鋼<5631>に追撃買いを入れましたが、子会社の新たな不正が報じられたことで、日本製鋼が急落、高田工業も下げに転じてしまいました。ただ、日本製鋼は売り一巡後下げ幅を急速に縮め、高田工業は5日線を維持しており、あすの値動きを確認したうえで仕切り直したい考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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