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米国株安引き継ぎリスク回避
21日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は375円安です。長期金利上昇を嫌気して前日の米国株市場で主要指数が大幅に下落した流れを引き継ぎ、リスク回避の売りに押されました。3連休を控え押し目を拾う動きは限られ、安寄りの後も下げ幅を広げています。後場は下げ渋りましたが、大引け際に手仕舞い売りが出て、きょうの安値圏で引けました。
米国株の反応次第で為替の動きにも注意
あすはFOMCの結果を消化することになります。0.75%の利上げは織り込んでいますが、1%の可能性も否定できず、また、今後のFRBの利上げにへのスタンスも大きな関心事で、米国株の反応次第ということになるでしょう。また、米国が大幅利上げを決めれば為替は円安に振れやすく、日銀金融政策決定会合を受けた為替の動きにも注意が必要です。
FOMC通過後も荒い動き続く可能性
FOMCの結果を受けた米債券、米株、為替、各市場の反応を確認したうえで、物色の方向を含め東京市場がどう動くのかということで、結局ふたを開けてみないと何もわかりません。FRB野今後の金融政策を巡り、FOMC通過後も値の荒い動きが続く可能性もあります。ましてあすは3連休を控えて積極的な売買は限られるでしょうから、状況が落ち着くまでは慎重に対処したいと思います。
川崎汽船を買戻し
きょうは買いを見送る一方、川崎汽船<9107>を買戻して利益を確定しました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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