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大幅に3週続落し2万6000円割れ
前週の東京市場は大幅に3週続落しました。日経平均は前週末比1216円安と今年に入って2番目の下げ幅で、2万6000円を割り込んでいます。急激な利上げに伴うリセッション懸念が根強く、ダウが3万ドルを割り込み年初来安値を更新したことから、連休明けに700円を超える下落になりましたが、その後も米国株の弱い動きを警戒して下値を探りました。英国が市場安定化へ国債購入を発表し、欧米の長期金利上昇が一服したことを受け押し目買いが入る場面はあたものの、効果は1日で終わり再び米長期金利が上昇、週末は400円を超える下げになっています。
6月安値接近で下値では買い入る
市場に落ち着く様子はなく、週明けも不安定な状況が続きそうですが、3連休を控えた週末に米9月雇用統計発表が予定され、様子見ムードも強まりそうです。ただ、短期的な突っ込み警戒感と日経平均が6月安値に接近したことで下値では買いが入りやすく、引き続き強調基調の中小型株で値幅取りのチャンスを探りたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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