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米株反落受け大幅続落
10日の東京市場は大幅に続落しました。日経平均は270円安です。米中間選挙の共和党優勢を先取りした反動や交換業大手を巡る問題で暗号資産が暴落したことで、米国株が大幅に反落したことを受け、売り圧力が強まりました。今晩に米10月CPI(消費者物価指数)発表を控えて様子見ムードが強く、前場は安値圏で引けていましたが、下値を売り込む動きはなく後場は下げ渋っています。
上にも下にも値幅出る可能性
もっとも、先物主導の下げで出直り基調も崩れておらず、好決算銘柄やIPO関連など中小型株の個別物色は活発でした。10月CPIはコアで9月の8.2%から8.1%へ小幅鈍化が予想されていますが、結果を受けた米長期金利と米国株の反応次第で上にも下にも大きく値幅が出る可能性があるでしょう。いずれにしても日経平均が25日線を割り込むような大荒れにならない限り、個別株物色は続くと見ています。
サンウェルズが大幅続伸
推奨銘柄では前日のストップ高のサンウェルズ<9229>が大幅続伸、テセック<6337>や日ビジネスシス<5036>も堅調で、きょうは日本製鋼<5631>の損益を確定する一方、eWeLL<5038>、Gセキュリ<4417>、カプコン<9697>に追撃買いを入れ、ステムセル研<7096>を買い直しました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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