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大幅続伸し2カ月ぶり2万8000円台
前週の東京市場は大幅に3週続伸しました。日経平均は週間で1063円上昇し、約2カ月ぶりに2万8000円台を回復しています。米中間選挙はねじれ議会になるとの見方がポジティブに受け止められ、週初7日、8日と連日で大幅に上昇しました。9日、10日は反動安になりましたが、米10月CPI(消費者物価指数)の伸びが予想を下回り長期金利が急低下、米国株が急騰したことを受け、週末はリスクテイクの動きが強まり、800円を超える上昇になりました。
下押せば買い入りやすい状況
日経平均は上値抵抗ゾーンを明確に上抜き、先高感を強めており、物色は半導体関連を中心にしたハイテク・グロースの流れで商いも活況を呈しています。ひと月のデータではまだインフレが鎮静化したと判断することはできませんが、下押せば買いが入りやすい状況で、週明けも堅調な動きが続くでしょう。チェックした好決算銘柄のなかから、中小型グロース株で値幅を狙う考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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