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後場プラスに浮上し小幅続伸
16日の東京市場は小幅ながら続伸しました。日経平均は38円高です。米国株高を受け強含んで始まったあとはポーランドにロシアのミサイルが着弾し2人が死亡したと伝わったことで下げに転じ、一時250円近くに下落しました。ただ、売り一巡後は前引けにかけ下げ幅を縮め、後場はプラス圏に浮上しています。レーザーテックは荒い動きでしたが、半導体関連を中心に個別株物色は活発で、中小型グロース株に大幅高に買われる銘柄が目立ちました。
エヌビディア決算フォローになるか
今晩、米国では半導体設計大手エヌビディアの決算発表が予定されており、あすはこれが半導体を中心にしたハイテク・グロース株のフォローになるかが注目点です。米長期金利低下を受けグロース株が見直されるなか、相場全体への影響も大きいでしょう。
マイクロ波がストップ高
推奨銘柄も半導体関連を中心にIPO関連にも大きな動きが出ており、芝浦メカ<6590>やオキサイド<6521>、タカトリ<6338>、ソシオネクスト<6526>が上値を追い、炭素繊維製造用実証設備の材料が出たマイクロ波<9227>はストップ高に買われました。前場はテセック<6337>を噴き値で利益を確定する一方、芝浦メカとマイクロ波に追撃買いを入れましたが、後場はサンウェルズ<9229>やプラスゼロ<5132>などIPO関連の好業績株中心にに買いを入れています。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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