目先調整一巡感強まるか【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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4日続落も下げ幅縮小

30日の東京市場は4日続落しました。日経平均は58円安です。パウエルFRB議長講演を前に米金融引き締めへの警戒感が再び高まり、リスク回避の売りが先行しました。ただ、前場後半に225安まで下落した後は下げ渋り、後場はじり高歩調で2ケタに下げ幅を縮めています。日経平均は2万8000円は割り込みましたが、きょうの高値圏で引けました。

日経平均は25日線がサポート

プライム市場の騰落銘柄数は値下がりが1287と7割を占めましたが、配当再投資の買いが入ったようで海運株が高く、米ハイテク株安を受け軟調に推移していた半導体関連も後場は下げ渋っています。マザーズやグロースコア指数は反落ながら、利益確定売りに押されていた中小型グロース株のなかにも出直る銘柄が出てきました。日経平均は25日線にサポートされるかたちで下げ渋っており、あす反発に転じるようなら、目先調整一巡感が強まるでしょう。

eWeLLやマイクロアドに買い

推奨銘柄ではGセキュリ<4417>が利益確定売りに値を崩し、前日に買いを入れたバルテス<4442>やAバランス<3856>なども反落しており、前場はマイクロ波<9227>への買いにとどめました。ただ、後場は利益確定売りをこなして一段高を志向してeWeLL<5038>とマイクロアド<9553>、調整一巡から出直ってきた日ビジネスシス<5036>などに買いを入れています。

パウエル議長講演を受けた米国株に注目

あすはパウエルFRB議長講演を受けた米国株の動向が注目されます。事前にFRB高官からのタカ派発言が相次いだことで米金融政策への耐性はついており、アク抜けを期待していますが、物色の流れを確認したうえで、引き続き小型グロース株の噴き値を狙っていきたいと思います。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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