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米株安も朝安のあと上げに転じる
6日午前の東京市場は続伸、日経平均は81円高です。金融引き締め長期化懸念から前日の米国株市場で主要指数が大幅に下落した流れを受け売りが先行しました。ただ、前日同様、下値では買いが入り、朝安のあとは早々に上げに転じています。時間外の米株価指数先物が堅調で為替が円安に振れていることや、ゼロコロナ政策緩和で中国リスクが後退していることも市場心理を改善させました。
個別に下げ渋る銘柄増える
個別には利益確定売りに押される銘柄が多く、プライム市場の騰落銘柄数は値上り726に対して値下り1017と値下りが上回っているものの、下げ渋る銘柄が増えてきました。きょうの前場も売り買いとも手控え様子を見ましたが、換金売りに値を崩したエニーカラーを筆頭にした6月以降のIPOもおおむね25日線レベルまで調整しており、まずは目先底が入るかを見守りたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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