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反落も下値限られる
7日午前の東京市場は3日ぶりに反落、日経平均は128円安です。ISM非製造業景況感指数が予想を上回り、米金融引き締め長期化懸念から米国株市場で主要指数が大幅に続落した流れを引継ぎ売りが優勢でした。ただ、安寄りのあとは下げ幅を縮めており、下値は限られています。半導体など値嵩株の下げが重しになりましたが、為替が137円近辺と円安方向に振れていることが自動車など輸出株のフォローになり、前日同様、下値抵抗力を発揮しました。
エニーカラーの動き確認しながら
個別には短期的な下げ過ぎ感から下げ渋る銘柄が増えており、前引け段階のプライム市場の騰落銘柄数は値上り1214に対して値下り537と値上りが上回っています。年末のIPOラッシュを控え換金売りに値を崩していた6月以降のIPOにも当面の底入れ感が出ており、前場は25日線を下値に切り返してきたサンウェルズ<9229>とAバランス<3856>に買いを入れました。引き続きエニーカラーの動きを確認しながら、小型グロースのリバウンドを狙う方針です。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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