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反落も下値は限られる
15日の東京市場は3日ぶりに反落しました。日経平均は104円安です。FOMCでは予想通り利上げ幅は引き下げられましたが、政策金利見通しが引き上げられたことで米国株が下落した流れを引き継ぎました。ただ、米主要指数は大幅安のあと下げ渋って引けており、日経平均も一時上昇に転じる場面があるなど下値は限られています。
中小型株中心に個別物色は活発
むしろ、ビッグイベント通過で過度の不安心理が後退したことから中小型株中心に個別株物色は活発でした。プライム市場の騰落銘柄数は値上がり908に対して値下がり825と値上りが上回っています。政策金利は引き上げられましたが、米10年債利回りは一時急上昇したあと低下しており、グロース系の小型株に大幅高に買われる銘柄が目立ちました。
イントループがストップ高
推奨銘柄では好決算を発表したイントループ<9556>がストップ高に買われる一方、当面の出尽し感からプラスゼロ<5132>はストップ安に売られましたが、マイクロアド<9553>が新値、オキサイド<6521>やマイクロ波<9227>も後場上げ幅を広げ高値をううかがう動きになりました。引き続きスピード調整から出直ってくる小型グロースで値幅を狙う考えで、きょうはソシオネクスト<6526>やM&A総研<9552>、Aバランス<3856>、Gセキュリ<4417>などに追撃買いを入れています。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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