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反発も伸び悩む
5日の東京市場は反発しました。日経平均は103円高です。FOMC議事要旨はタカ派的ながら米長期金利は落ち着いた動きで、あく抜け感から前日の米国株が上昇した流れを引き継ぎました。前日までの下げの反動もあり、前場中ごろには230円超に上げ幅を広げています。ただ、2万6000円に接近したところでは戻り売り圧力が強く、前引けにかけ伸び悩み、後場は2万5800円台で膠着しました。
値下りが値上がり上回る
米ハイテク株高を受け半導体関連が買われましたが、米金利低下で金融株は上げ一服、海運や資源関連も軟調で、中小型株を中心に伸び悩む銘柄が目立ち、プライム市場の騰落銘柄数は値上がり662に対して値下がり1114と値下りが上回りました。今晩はADP全米雇用報告、6日には米12月雇用統計の発表が控え、日銀による一段の政策修正への思惑も様子見姿勢を強めさせたようです。
推奨銘柄はまちまちの動き
全般はまだ底入れ感がなく、推奨銘柄はまちまちの動きでした。急反発に転じたマイクロ波<9227>も伸び悩んでおり、きょうはステムセル研<7096>への追撃買いにとどめています。引き続き世界景気に左右されにくい内需系グロース株を狙う方針ですが、あすも様子見ムードの強い展開が予想され、値動きを確認しながら強い銘柄に絞り込む考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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