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当面の利益確定売りが上値抑える
26日の東京市場は5日ぶりに反落しました。日経平均は32円安です。前日の米国株市場ではダウが大幅安から切り返したものの、小高く寄り付いた後はこのところの戻りのピッチの速さから当面の利益確定売りが上値を抑えました。半導体関連が利食いに傾いたほか海運株も安く、後場に入ると3ケタに下げ幅を広げています。ただ、下値では買いが入り大引けにかけ引き戻しており、底堅さは意識されました。
決算手掛りにした個別物色が相場支える
日経平均は上値抵抗ゾーンの75日線や200日線を上抜き、一旦は上昇が一服するタイミングで、個別にも伸び悩む銘柄が目立ちました。もっとも、下値は限られており、思った以上に下がらない印象です。きょう引け後に信越化学が通期予想の上方修正と増配、自己株取得と併せて1対5株の株式分割を発表、時間外で大幅高に買われており、今後本格化する3Q決算を手掛りにした個別物色が相場を支えていきそうです。
ウェルライへの打診買いにとどめる
推奨銘柄もおおむね底堅く推移しており、予定通り3Q決算発表をチェックして好業績銘柄の買い場を探る考えです。きょうは直近IPOのウェルライ<9565>への打診買いにとどめました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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