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方向感欠くも底堅く続伸
週明け30日の東京市場は続伸しました。日経平均は50円高です。前週末の欧米株が高く、買い先行で始まりましたが、その後は前週末終値を挟んでもみ合う方向感の定まらない展開でした。FOMCの結果待ちで積極的な買いは手控えられ、日経平均は前週に800円以上上昇していたことから利益確定売りが上値を抑えています。ただ、後場も売り直される場面がありましたが、大引けにかけプラス圏に引き戻しており、下値の堅さは意識されました。
あすは主要企業を中心に決算発表前半のピーク
あす31日からFOMCが開催され、結果が出るのは1日、0.25%の利上げは織り込み済みですが、米株の反応を確認したいところで、週末には1月米雇用統計発表も控えています。週内は様子見ムードの強い展開が予想されますが、きょうの動きを見る限り下値は堅く、決算を手掛かりにした個別物色は盛り上がるでしょう。あす31日は主要企業を中心にした決算発表前半のピークを迎えます。
フジプレアムとそーせいを利益確定
推奨銘柄については大半の損益を確定してキャッシュポジションを高めており、決算と株価の反応を確認しながら、好業績銘柄の買い場を探っています。前場は動きの鈍ったフジプレアム<4237>とそーせい<4565>の利益を確定する一方、買いは直近IPOのスマートD<5137>と好決算期待のカプコン<9697>にとどめました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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