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反落も決算手掛かりに個別物色活発
31日の東京市場は3日ぶりに反落しました。日経平均は106円安です。前場は売り買いが交錯し、2万7400円絡みの狭いレンジでもみ合っていましたが、後場は売りに傾きました。FOMCの結果待ちで買い手控えられ、米ハイテク大手の決算を前に持ち高調整の売りが上値を抑えています。ただ、決算への反応は内容によって明暗を分けていますが、決算を手掛かりにした個別物色は活発で、プライム市場の値上がり銘柄数は1149と6割以上を占めました。
週内は様子見ムードの強い展開
1日のFOMCで0.25%の利上げは織り込み済みですが、米株の反応を確認したいところで、FOMCを通過しても2日はECB理事会、週末には1月米雇用統計発表も控えており、週内は様子見ムードの強い展開が続きそうです。もっとも、全般下値を売り込む動きにならない限り、決算を手掛かりにした個別物色は引き続き盛り上がるでしょう。
信越ポリマやカプコンに買い
推奨銘柄については大半の損益を確定してキャッシュポジションを高めており、決算と株価の反応を確認しながら、好業績銘柄の買い場を探っています。きょうは好決算発表のあと一段高の兆しを見せている信越ポリマ<7970>に打診買い、第3四半期減収減益ながら計画を上振れたカプコン<9697>と好決算期待のステムセル研<7096>に追撃買いを入れました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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