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続伸も方向感なくもみ合う
2日の東京市場は続伸しました。日経平均は55円高です。FOMC後のパウエル議長会見を好感して前日の米国株市場でナスダック指数が大幅に上昇した流れを引き継ぎ買いが先行しました。ただ、朝高のあとは小幅に下げに転じるなど、方向感なく狭いレンジでもみ合っています。米ハイテク株高を受け半導体関連が買われ下値を支えましたが、128円前半まで進んだ円高が重石になり、TOPIXは小幅ながら続落しました。
全般は上値の重い状況続く
個別にも伸び悩む銘柄が多く、プライム市場の騰落銘柄数は値上がり524に対して値下がり1242と値下がりが大きく上回りました。前日の米国株市場はパウエルFRB議長の会見を好感しましたが、タカ派姿勢を強調したにもかかわらず、いいとこどりをした感は否めず、引続きインフレ関連指標には注意が必要でしょう。FOMCを通過してもECB理事会や1月米雇用統計、来週には日銀人事も控えており、全般は上値の重い状況が続きそうです。
プログリット、カプコンなどに買い
ただ、決算を手掛かりにした取引については内容によって明暗を分けていますが、引き続き物色意欲は旺盛で、きょうも中小型株を中心にストップ高銘柄続出しました。きょうはプログリット<9560>とカプコン<9697>に追撃買い、TDCソフト<4687>に打診買いを入れ、M&A総研<9552>を買い直しています。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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