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好決算銘柄下値支え5週続伸
前週の東京市場は底堅く、5週続伸しました。日経平均は週間で161円上昇しています。日銀後任人事観測報道を受け、週初に3ケタの上昇したあとは米雇用統計が強く金融引き締め長期化懸念が再燃したことから、週半ばにかけダレる場面がありました。ただ、決算を手掛かりにした個別物色が下値を支え、米長期金利上昇に伴い為替が円安に振れたことがフォローになり、週末は上方修正と株式分割を発表した東京エレクトロンなど値嵩株や鉄鋼を中心にした好決算の主力株が買われ反発に転じました。
米指標や日銀人事巡って波乱も
1月雇用統計が強かったことから米国では利上げ長期化懸念がくすぶっており、14日の1月消費者物価指数、15日の1月小売売上高には注意が必要でしょう。また、日銀総裁後任人事を巡って一波乱ある可能もありそうです。ただ、3Q決算終盤の週明けから14日までは中小型グロース企業の発表が集中することから、引続き決算内容と株価の反応を確認しながら好決算銘柄の買い場を探りたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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