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ハイテク・グロース株中心に反落
週明け13日午前の東京市場は反落、日経平均は週間で316円安です。前週末の米国株市場はダウは反発したものの、長期金利上昇を嫌気してナスダックが安く、ハイテク・グロース株を中心に売りが優勢でした。あすの米消費者物価指数(CPI)発表を前に様子見ムードが強いなか、時間外の米株価指数先物安や日銀の金融政策への警戒感も買いを手控えさせ、一時下げ幅を一時400円超に広げています。
売り仕掛け入りやすい状況
1月雇用統計が強かったことから米国では利上げ長期化懸念がくすぶっており、あすの米CPIに続いて15日には1月小売売上高の発表も控えていることや日銀総裁後任人事を巡る思惑からも売り仕掛けが入りやすかったようです。ただ、日経平均は前引けにかけ下げ渋り、後場に入ってからも下げ幅を縮めてきました。前場は売り買いとも手控え様子を見ましたが、後場はチェックした好決算銘柄の買い場を探りたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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