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米国株高引継ぎ反発
14日の東京市場は反発しました。日経平均は175円高です。インフレ鈍化観測から長期金利が低下したことを好感して米国株市場で主要指数が大幅に上昇した流れを引き継ぎました。今晩に1月の米消費者物価指数(CPI)発表を控えて上値は重く、朝高の後は伸び悩みましたが、鉄鋼など主力株や好決算銘柄への意欲は旺盛で、プライム市場の騰落銘柄数は値上がりが1458と8割近くを占めています。
CPI通過しても小売売上高など控える
1月雇用統計が強かったことから米国では利上げ長期化懸念がくすぶっており、あすは米CPIの結果に大きく影響されるでしょう。結果が予想を上回った場合は米長期金利上昇が米ハイテク株には逆風になり、その逆の目も考えられます。ただ、無難に通過しても15日には小売売上高や鉱工業生産・設備稼働率の発表も控えおり、じっくり状況を見極める必要がありそうです。
好業績・上振れ期待銘柄を狙う
内容によって明暗を分けていますが、決算を手掛かりにした物色は引き続き活発です。発表直後の値動きは荒く、落ち着いたところから買い場を探っており、きょうはサンウェルズ<9229>の利益を確定してイントループ<9556>を買い直しました。あすからは全般落ち着きを確認したうえでチェックした好業績・上振れ期待銘柄を狙う考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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