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3週ぶり反発しボックス相場上放れ
前週の東京市場は3週ぶりに反発しました。日経平均は前週末比473円高です。米10年債利回りが4%台に乗せるなど利上げ長期化が懸念されるなか、木曜日までは下値は堅いものの、上値の重い膠着した展開が続いていました。ただ、FRB高官発言を受け次回FOMCでの大幅利上げへの警戒が後退、米国株が強い動きを見せたことで、週末は400円を超える大幅高になりました。日経平均は2万7900円台に乗せ、約1カ月続いていたボックス相場を上放れてきました。
値の軽い中小型株を狙う
週明けは2万8000円台乗せからの強調展開を期待したいところですが、7日に上院銀行委員会公聴会でパウエルFRB議長の発言が予定され、週末には米2月雇用統計も控えています。内容次第で相場に変調をきたす可能性があるだけに、結果を受けた市場の反応を確認したうえで、バリュー、グロースを問わず値の軽い中小型株を狙う考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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