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週末大幅反落も続伸
前週の東京市場は続伸しました。日経平均は前週末比216円高です。パウエルFRB議長の議会証言はタカ派色が強く、次回FOMCでの利上げ幅拡大が意識されるなか、米国株が不安定でも強い動きでした。週末こそSVBファイナンシャルグループが急落、地銀の信用不安も警戒されダウが500ドルを超える急落になったことから大幅に反落しましたが、個別物色が盛り上がり、日経平均は一時フシ目の2万8500円を上抜き、TOPIXは昨年来高値を更新しています。
流れ確認して値の軽い中小型株狙う
週明けは14日に米2月CPIを控えているほか経済指標発表が多いものの、米国株は利上げ幅拡大を織り込みつつあり大きな波乱はないと見ています。日経平均は週足上髭陰線を引いたことから調整含みの展開が予想されますが、押し目買いに下値は堅く2万8000円台を固める動きにりそうで、引続き物色の流れを確認しながら、バリュー、グロースを問わず値の軽い中小型株を狙う考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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