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大幅続落し一時下げ幅700円超
14日午前の東京市場は大幅に3日続落、日経平均は530円安です。米国で金融機関の破綻が相次いでいることから、リスク回避の売り圧力がさらに強まりました。大幅安で寄り付いた後も先物主導で一時700円以上に下げ幅を広げています。前引けにかけ下げ渋りましたが、後場は戻し切れず再び軟化しました。プライム市場の値下がり銘柄数は1771と95%以上を占める全面安商状で、引き続き金融株の下落が目立っています。
CPI発表控え買い手控え
短期的な突っ込み警戒感が意識され、後場は日銀ETF買いも期待されたものの、今晩に米消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることが買いを手控えさせました。FRBは金融システム不安がくすぶるなか、インフレも沈静化させねばならず、難しいかじ取りを迫られています。CPIの結果次第では利上げ休止観測が後退する可能性もあり、まずは全般落ち着きを待ったうえで、物色の流れを確認したい考えです。
サンウェルズへの追撃買いにとどめる
きょうも前日と同様に上昇トレンドを維持している銘柄のなかで大引けにかけ切り返してくる逆行高銘柄を狙いました。ただ、全般下げ止まり感はなく、サンウェルズ<9229>への追撃買いにとどめています。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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