目次
米株高受け権利取りの買いに反発
週明け27日の東京市場は反発しました。日経平均は91円高です。ドイツ銀行株の劣後債を巡る思惑で、前週末の欧州市場は全面安になりましたが、米長期金利は低下、米国株市場では主要指数が朝安のあと切り返しており、安心感から買いが優勢でした。もっとも、3月期末を控え配当や優待権利取りの買いが下値を支える一方、半導体関連などが軟調で上値も重く、マザーズやグロースコア指数は下落しています。
配当権利取りでモリ工業
権利落ち日を間近に控え、増配を発表するなど高配当銘柄が人気を集める一方、米長期金利は低下したものの、無配の多い中小型グロース株は材料の出た銘柄や一部直近IPOを除いて買いが見送られました。推奨銘柄も冴えない動きで前場は売り買いとも手控え様子を見ましたが、後場は配当権利取りでモリ工業<5464>に打診買いを入れています。ただ、推奨銘柄の基調が崩れたわけではなく、米ハイテク株の動向など物色流れを確認しながら切り返しのタイミングを待ちたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄
コメント