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金融ム不安一旦収束し大幅続伸
前週の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は前週末比６５６円高です。欧米の金融システム不安が一旦収束に向い始めたことで買戻しが優勢になりました。週明けから２９日まで３日続伸、３０日は反落ながら権利落ち分の約２５０円を考慮すると実質はプラスで、週末３１日は米国株高をフォローに２万８０００円台を回復しています。２５日線を明確に上回り日足が陽転しており、３月１６日の２万７０００円割れで当面の底が入ったかたちになりました。
需給状況は良く引き締めへの警戒感も後退
週明けは新年度相場入りで需給状況は良く、金融不安が実体経済に及ぼす影響が懸念されることから米金融引き締めへの警戒感も後退しており、堅調な動きが期待できそうです。Ａバランス<3856>が新値を追うなど推奨銘柄にも動きが出始めましたが、引続き米長期金利と米ハイテク株の動きを確認しながら値幅が狙える中小型グロース株の買い場を探る考えです。
花咲 翁
提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
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