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利食いに9日ぶり反落
23日の東京市場は9日ぶりに反落しました。日経平均は129円安です。前日の米国株市場はダウは続落したもののナスダックが反発、円安もフォローで先物を絡めた海外投資家の買いが続き、前場は約200円上昇して引けていました。ただ、後場に入ると急ピッチの上昇に対する警戒感から利食い急ぎの動きが顕在化しています。昼過ぎに経済産業省が半導体製造装置の輸出規制を強化すると伝わったことで値がさ半導体関連株が売られ、指数を押し下げました。
全般底上げは続く
きょうの前場までは9連騰で2000円超上昇していたことで、高値警戒感から相場は急変しましたが、日経平均は5日線より上にあり、上昇基調に変わりはありません。仮にスピード調整局面を迎えたにしても下値では買い遅れた投資家が買いを入れてくると考えられ、深押しはないでしょう。全般底堅く推移するようなら全般底上げが続き、出遅れ銘柄、セクターの修正高が期待できそうです。
BTMがストップ高
推奨銘柄では商工中金と地方企業のDX推進で協業したBTM<5247>がストップ高まで買われましたが、ほかはほとんどが上げ一服、あるいは伸び悩ンでおり、前場はグッピーズ<5127>にナンピン、ホトニクス<6965>に打診買いを入れましたが、後場は売り買いとも手控え様子を見ました。ただ、主力株に対して出遅れている中小型株の修正高を狙う方針で、地合いと個別の値動きを確認しながら値幅が取れそうな銘柄を狙っていきたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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