物色の流れの変化待つ【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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リスクオン加速し一時3万1500円台

週明け29日の東京市場は大幅に3日続伸しました。日経平均は317円高で年初来高値を更新しています。前週末の米国株は大幅に上昇、米債務上限交渉に進展があったことから、リスクオンの流れが加速しました。140円50銭台まで円安が進んだこともフォローで、一時600円以上に上げ幅を広げ3万1500円台に乗せています。

主力バリュー株買い直される

半導体関連に伸び悩む銘柄が多く、朝方に高値を付けた後は上げ幅を縮めましたが、商社や海運など主力のバリュー株が買い直され、傘下のアームに材料が出たソフトバンクGが後場急伸したことで、300円を超える上昇で取引を終えました。ただ、前場高かった中小型株には買いが続かず、新興グロース系銘柄は依然として物色の圏外に置かれています。

クリアルが大幅高で最高値

推奨銘柄では前週末ストップ高のmonoAI<5240>は朝高のあと利益確定売りに押されましたが、クリアル<2998>が大幅高で最高値更新、オキサイド<6521>も続伸しました。大引けにかけ締まってくる銘柄を狙いましたが、中小型株の動きはさえず、きょうはラウンドワン<4680>への打診買いのみにとどめています。主力大型株に対する中小型の出遅れ感はさらに強まっており、物色の流れの変化を待ちたいと思います。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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