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続伸も上値重く小高い水準でもみ合う
14日の東京市場は続伸しました。日経平均は110円高です。米国市場はまちまちの動きながら、追加利上げ観測は和らいでおり、151円台後半まで進んだ円安をフォローに買いが先行しました。もっとも、米10月消費者物価指数(CPI)など重要経済指標の発表やつなぎ予算の期限を週末に控えて上値は重く、250円超に上昇した後は上げ幅を縮めています。ただ、下値では買いが入り小高い水準でもみ合いました。
半導体関連と周辺銘柄に動き
米長期金利の上昇は一服していますが、一段の金利低下にはまだ状況を見極める必要があり、米10月CPIや米10月生産者物価指数(PPI)、米10月小売売上高などを受けた市場の反応を確認する必要があります。ただ、きょうは半導体関連と周辺銘柄の動きがよく、推奨銘柄では1Q赤字継続ながら今後の回復期待からAIメカ<6227>が大幅高で最高値を更新しており、コクサイエレ<6525>や芝浦メカ<6590>、アドテスト<6857>のほか、三菱重<7011>やラボロAI<5586>などにも追撃買いを入れました。引き続き米長期金利にらみでチェックした好決算銘柄と3Q以降の回復期待銘柄の買い場を探る方針です。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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